犬を飼うために必要なお金

2024年3月20日

犬の生涯にかかる費用はいくら?

1. 犬飼う年間費用

犬を飼うために必要な費用は、年間340,000円です。この金額は、アニコム損害保険株式会社が3,000人以上のペットオーナーへ実施した調査に基づいています。

具体的な内訳は以下の通りです。

ドッグフードやおやつなどの食費は、1ヶ月約5,000円程度です。これから初めて犬を飼う方は、どれくらいの食費がかかるのかを知っておくと良いでしょう。また、犬が年齢を重ねるにつれ、通院費用が増えていくことも考慮しておきましょう。

犬を飼うために必要なお金

2. 犬の価格

犬の価格は、どこから犬を迎るかによって異なります。以下に、犬の値段について説明します。

2.1 ペットショップで生体を購入する場合

ペットショップで犬を購入する場合、犬種によりますが、100,000円〜300,000円程度の生体費用がかかります。珍しい犬種であれば、500,000円以上になることもあります。

2.1 保護犬や譲渡会でも生活用具は必要

保護犬や譲渡会では無料で犬を引き取れることがあります。ただし、譲渡費用が発生する場合もあります。

上記に加え、ワクチン接種や生活用具考慮し、最大で400,000円程度初期費用として準備しておくと安心です。

3. 犬の生涯費用

犬の寿命は犬種により異なりますが、寿命を15年と仮定すると、犬の生涯にかかる費用は約565万円になります。犬のシニア期に備え、ペット保険に加入して急な出費に備えることも手段の一つです。

4. 犬にかかる費用:体格別(小型犬・中型犬・大型犬)

犬の種類や特徴によって費用は変動するため、具体的な犬種を選ぶ際には事前に調べ、しっかりと計画を立てましょう。

犬を飼うには犬の大きさ小型犬

小型犬(体重10kg未満)


例:トイプードル、チワワ

初期費用の内訳

犬を飼うには犬の大きさ中型犬

中型犬(体重10~25kg)

例:柴犬、ビーグル

初期費用の内訳

犬を飼うには犬の大きさ大型犬

大型犬(体重25kg以上)

例:ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー

初期費用の内訳

特に大型犬を飼う場合、経済的な負担はもちろん、その他の様々な要因を考慮する必要があります。

まず、大型犬は一般的に食事量が多いため、それに比例して食費がかかります。そして、健康面でも大型犬は特定の問題を抱えやすい傾向があるため、定期的な健康診断や予防接種が必要です。

また、大型犬は日々の運動量が多くなる傾向にあります。適切な運動時間を確保することは、犬の健康と幸福に直結します。そのため、日々のスケジュールで犬のために運動をする時間を確保することが必要です。運動不足は、肥満や行動問題などさまざまな健康上の問題を引き起こす可能性があります。

さらに、大型犬を飼う際には住居環境も考慮する必要があります。狭いスペースで大型犬を飼うことはストレスを引き起こし、犬の行動や健康に悪影響を与える可能性があります。広々とした屋外スペースや散歩コースがあるかどうか、そして障害物や危険な場所から犬を守るための安全対策が整っているかどうかを確認してください。

最後に、食費や医療費だけでなく、しっかりとした訓練や必要なアイテムの購入など、予想外の出費も発生する可能性も考慮する必要があります。

5. まとめ:犬を飼うために必要なお金

犬を飼うには、意外にも多額の費用がかかります。特に注意しなければいけないのは、犬の医療費です。怪我や病気など予期せぬ支出発生することがあるかもしれません。そして犬も年を取るごとに、健康上の問題が多くなるため、犬の医療費が非常に高額になりえます。中には専門医が近くにいないため、月に一度の通院に新幹線代を支払わなければならない飼い主もいます。

このような出費がありますが、やはち犬との暮らしは何にも代えがたいものです。ペット保険なども十分に検討し、十分な費用が準備できたら、犬を家族に迎えましょう!

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